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自己啓発

クリエイティブパワーの第2の敵

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photo by luigi morante

2018.11.9
From ブライアン・トレーシー

学習した無力感

「コンフォートゾーン」がクリエイティブパワーの第1の敵であるならば、第2の敵は、「学習した無力感」です。

急激な変化やライバルの動きや予想外の挫折にぶつかると、無力感をおぼえるものですが、人が新しいことやこれまでと違うことにチャレンジしないのは、この無力感のせいであることが多いのです。

無力感を抱いていると、これまでと違うやり方を思いついても、思いついたそばから否定し、従来のやり方に回帰してしまうからです。

新たなアイデアを試して失敗すると、「学習した無力感」が湧いてくる。とくに若者は失敗を繰り返し、何度か失敗すると――人によっては一度失敗しただけでも――、自分には現状を変える力はないと決めつけてしまうのです。

つまり無力感を学習するということです。するともう、新しいことには一切トライしなくなります。

学習した無力感は、ごく若いうちに発生して一生その人につきまとうこともあるくらいです。

失敗と拒絶への不安

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photo by Ryan McGuire

クリエイティブパワーの第3の敵は「失敗への不安」と、その双子のきょうだいともいうべき「拒絶されることへの不安」です。

失敗への不安に襲われると、一種の麻痺状態に陥ります。ちょうどヘッドライトに照らされたシカのようなものです。失敗したら時間や資金を失うことになると思うと、不安が心にのしかかり、あらゆる不吉な予想が頭に浮かんでくるのです。そこで大急ぎで撤退し、新しいことやこれまでと違うことには一切手を出さなくなる。

拒絶されることへの不安は、批判されることへの不安から生じ、これが原因で新しいことにチャレンジしないケースも多くあります。人から悪く言われるのをおそれるあまり、新しいことやこれまでと違うことには一切トライしない人です。

新しいアイデアを思いつくか聞かされるかしたら、自分の中に本能的拒否反応がありはしないかと警戒しましょう。

コンフォートゾーンへ撤退しようとしていないか。
どうせうまくいきっこないと思いこんではいないか。
失敗や拒絶をおそれる気持ちはないか。

 
うれしいことに、このWEBサイトでご紹介する一連のメソッドやテクニックを実践しさえすれば、あっという間にクリエイティブパワーを開花させることができます。

私はこれまで75カ国の200万人余りにこれらの方法を伝授してきましたが、おかげで人生が変わりました、裕福になりましたと感謝されることが多くあります。

正しい問いかけをしよう

次の4つの質問を繰り返し、自分自身に問いかけてみよう。問いかけることで思考の幅が広がり、これまでには見えなかったことが見えてくるはずです。

1. いま自分が目指しているゴールは何か?
壁にぶつかったとき、期待したような成果が出ないときはなおさら、こう自問しよう。自分が達成したいことは何か。目指すゴールは変わっていないか。

2. ゴール達成のためにどういう方法をとっているのか?
どんなゴールでも、達成する方法はひとつとは限らない。いまのやり方がベストではないことも大いにありうる。要は「それで結果が出せるか?」ということだ。いまの方法のままで結果を出せそうか。「ゴールについてはブレずに、達成方法については柔軟に」を心がけよう。

3. 自分はどういう想定のもとで行動しているのか? 
思うようにいかなかったり壁にぶつかったり一時的に挫折したりしたときは、自分は目の前の状況に取り組むにあたってどういう想定をしているか? と考えてみよう。

4. その想定が間違っているとしたらどうする?
ピーター・ドラッカーがこう言っている。

「あらゆる失敗の根元には、誤った想定がある」

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