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自己啓発

ビジネスでベストな解決策を見つけるには

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photo by Instant Vantage

2019.3.22
From ブライアン・トレーシー

マインドストーミング再び

短時間で数多くの解決策を考案するには、前述のマインドストーミングが有効です。紙を1枚用意し、いちばん上に、質問形式で次のように書きます。

「○○の問題を解決するには、あるいは○○のゴールを達成するにはどうすればよいか?」

次に、質問の答えを少なくとも20個以上書きます。解決策をたくさん考案すればするほど、「確率の法則」がはたらき、正しい解決策、つまり求める画期的成果につながるような解決策にたどり着きやすくなるからです。じっくり時間をかけましょう。

売上500%増

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photo by garryknight

何年か前、売上高2000万ドルを誇る、とある企業のトップ幹部たちに次のエクササイズをやってもらったことがあります。彼らは20年余りにわたる努力の結果、現在の売上・収益規模を達成したのですが、幹部たちが知りたがったのは、「向こう5年間で売上をいまの倍にするにはどうすればいいか?」でした。

そこで次の1時間を使って、競争や急速な情勢変化といった壁を乗り越えて上記のゴールを達成する方法を考えて書き出してもらい、出たアイデアを優先順位順に並べ、さらにインプットとアウトプット(成果)とに分類しました。

最後に、それぞれのタスクの実施責任を参加者各人に割り振り、タスク完了のデッドラインを決めて、仕事に戻ってもらったのです。

それから5年後。私は同社の祝賀パーティーに招待されました。創立以来最高の業績を達成したお祝いです。ただし、売上は5年間で倍にはなりませんでした。5年前に出しあったアイデアの大半を実践した結果、同社はなんと5年前の5倍超の1億500万ドルにまで売上を伸ばし、業界のマーケットリーダーになったのです。同社はいまなお、その座を守りつづけています。

責任者を決めよう

解決したい問題がはっきりし、ベストな解決策についても合意できたら、次の課題は「誰を解決策の実施責任者にするか?」

問題解決を目指してミーティングを開き、具体的な解決策について合意したのに、それから2週間たってもあいかわらず問題はそのまま、というケースは驚くほど多い。なぜ、こんなことになるのか? 解決策の実施責任者を決めなかったからです。

解決策の実施責任者を決めたら、評価基準も決めること。進捗状況を把握するためと、解決策が成功したといえるかどうかをチェックするためです。デッドラインとサブデッドラインも決めましょう。解決策が自社や自分個人にとって重要なものであればあるほど、万事が時間どおり、かつ予算どおり進行しているかどうかをまめにチェックすべきなのです。

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