写真

自己啓発

恋愛は脳のまやかし!?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

「恋愛」はコミュニケーションの一環

1写真

 私たちの脳は、刺激を与えるために、無意識のうちに「楽しい」ことを求めています。たとえ、それが何歳であっても、脳は楽しいことを受け入れることによって、いつまでも活性化されるのです。

 その楽しいことのひとつとして、「恋愛」が挙げられます。
 私たちが無意識のうちに恋をしたとき、当然のように、脳はさまざまな働きをします。「好き」という感情に対しても、脳は複雑に動いていくものなのです。

 さて、人間が恋愛感情を抱いたとき、私たちの脳はどのような働きをしているのでしょうか。「好き」「嫌い」の感情は、大脳新皮質の前頭連合野、視床下部、扁桃体がかかわっています。「恋愛をするか」「やめようか」などの判断は、これらの領域が決定しています。恋愛に至るまでの流れは、喜怒哀楽の感情が伴う流れに準じているのです。
 脳にある、これら三つの部位が密に連絡を取り合って、恋愛をするかしないかの最終判断を下します。例えば、前頭連合野が「OK」のサインを出しても、視床下部が「NO」と判断してしまえば、恋愛までに至ることはありません。

 恋愛は「心」で感じ取り、判断を下していると思われがちですが、心は脳で支配されています。一見、計算しながら恋愛対象を判断しているように見えますが、脳はさまざまな分析を行った上で、瞬時にジャッジを下しているのです。

恋愛を繰り返すのは、脳が楽しい経験を覚えているから

 ところで、実際に恋愛をすると、脳はどのような変化を見せるのでしょう。

 恋愛に限らず、楽しいことを経験しているときは、誰でも「ワクワクする」「嬉しい」という気持ちになるはずです。これらの感情が湧き出るのは、脳の中で「ドーパミン」という快楽ホルモンが過剰に分泌しているからです。ドーパミンは、脳の神経細胞の興奮の伝達に重要な働きをするため、分泌されると、脳は強い快感を覚えます。恋をすると、何ともいえない快感を覚えるのはこのためです。

 恋は楽しいものですが、残念ながら、誰でも失恋をすることがあります。失恋は、精神的に大きなダメージを受けるものです。ところが、それでも人間は恋愛することをやめることはありません。
 人間が行動することは、すべて過去の経験が元になっています。失敗したときや、成功したときのイメージを、脳は強く覚えています。

 どちらにしても、より多くの経験を積んでいるほうが、これから起こりうる失敗が回避される可能性は高いといえます。なぜなら、脳は一度失敗したイメージを強く覚えているため、過去の経験から学んだことを駆使して、失敗することを回避していくからです。過去の失敗を積んできた者ほど、今後の(恋愛における)成功率は上がっていくといえるでしょう。

 しかし、いくら経験を積むためとはいえ、誰だって失恋を繰り返すことはしたくはないでしょう。ところが、脳は(失恋することに)慣れていくうちに、心のダメージまでも軽くしていきます。苦しい思いを繰り返しても、脳はいつまでも私たちを苦しい状態にしておくことはないのです。失恋を恐れて、恋に臆病になっているあなた、安心してください。
 恋愛がいかに脳を活発に働かせるかということがわかりました。恋愛することがなくなってしまったら、せっかく活性化された脳も、徐々に衰えていってしまうかもしれません。

関連する記事