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自己啓発

時間の無駄の7大要因 【5】 先延ばし

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photo by Thomas Leuthard
2018.8.31
From ブライアン・トレーシー

要因5: 先延ばし

第5の時間の無駄は、先延ばしです。

先延ばしは時間泥棒というだけではない、人生泥棒でもあります。先延ばしをやめて着々と仕事を進めるだけで、人生が一変することもあるのです。

先延ばしグセを克服するコツを7つお教えしましょう。


5-1. 紙に書いて考えよう。
周到に準備するために、あらかじめ、仕事の全ステップをリストアップしておきましょう。仕事にかかる前にまず、仕事を細分化するのです。

5-2. 必要な資料や道具を全部そろえてから仕事にかかろう。
途中で腰を上げて取りにいかなくてもすむように。

5-3. まずはちょっとしたことをやってスタートを切ろう。
タスクの最初の20%が、タスクの全価値の80%を占めることはよくあります。いったんスタートを切れば、走りつづけるのはずっと簡単です。

5-4. タスクを「サラミのスライス」化しよう。
大きな仕事やプロジェクトの端っこを切り取ってそこだけ完了させます。それで全体へのとっかかりができることがあります。

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photo by wuestenigel Salami on white background via photopin (license)


5-5. 「スイスチーズ」テクニックを使おう。
スイスチーズのかたまりには穴がいっぱい開いているのをご存じですか。タスクをチーズのかたまりに見立てて、次々と穴を開けていく。言い換えれば、タスクのうち5分でできる部分を抜きとって次々にクリアしていきます。

5-6. まわりから攻める。
まずは小さなタスクから片づけていくやり方です。そうすることで先延ばしグセを克服でき、メインのタスクに取っ掛かりやすくなることがあります。

5-7. 中核部分から攻める。
まずは大きなタスクから片づけていくやり方です。いちばん時間と労力を要する部分からまず手をつける。最大のタスクが片づいてしまえば、ほかのタスクはそれと比べたらたやすく思えてくるはずです。

 

 

ブライアン・トレーシー

人物紹介写真

1944年カナダ・プリンスエドワード島出身。
アメリカでもっとも著名なスピーカーであり、ビジネスコンサルタントの権威。セールスパーソンとして全米はもちろん、イギリス、フランス、ドイツをはじめ世界85ヶ国以上を歴訪し30種類以上の事業を手掛ける。

現在はカリフォルニア州サンディエゴに本拠を置く人材養成ビジネス会社、BRIAN TRACY INTERNATIONAL INC.の会長兼CEO。ビジネスコンサルタントの権威として、IBM、モービル、バンク・オブ・アメリカ、クライスラー、コカ・コーラ等を始め、フォーチュン500社に入る有力企業のうち200社以上に関わる。

世界に46ヶ所の支社があり、彼のプログラムはこの55ヶ国において500万人以上が受講という記録的大ヒットとなっている。

講演家にとって名誉ある、アメリカ4000人の講演家で構成される「National-Speakers Association」の5大スピーカーの1人として選ばれ、現在ではトップ4%で構成されている殿堂入りも果たしている(ロナルド・レーガン元大統領も殿堂中の1人)。

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