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【第4回】 共感と肯定というギフト

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2019.3.23
From 都築まきこ


先日、沖縄行きの飛行機に乗ったときのこと。

約2時間半のフライト。
この日は、国内線では初めて機内用のネックピローを持参し、
「よーし、寝るぞ!」と思っていました。

海外に行くときには必需品のネックピローですが、
国内線ではあまり持参している人がいないし、
なんだか大げさかな?? と、今まで躊躇していましたが、
変な姿勢で眠るとすぐに首を痛めてしまうので
(寝違えのような状態になってしまうので)
自分の中で解禁にしたわけです。

結果的に、このネックピロー持参は大正解で、
こんなに快適なフライトは久しぶり! というくらいに、
心地良く過ごせました。
やっぱり首が安定しているっていいですね。


これは首だけではなく、
マインドや行動にも言えることですよね。
グラグラ揺らされるだけで
なんだか疲れた……なんだか不安になってきた……と
なってしまうことがあります。
でも、自分の中にしなやかな軸を持っていることで、
強くいられたり、落ち着いて過ごせるので、
グラグラしないって大事!
 と思いました。


その日の機内はほぼ満席でした。
大半の人が沖縄での休暇を楽しまれる方なのでしょう。
沖縄に向かう飛行機は、
いつも楽しい気持ちが充満しているように感じます。


「気」というのは目には見えないものですが、
たくさんの方が一つの場所に集まり
「わくわくする?」という思いを発していると、
その場が何倍増しにも明るく感じたりもするものです。
コンサートやスポーツ観戦でも
同じように感じることがあります。

そんな理由で、
私は沖縄行きの飛行機で過ごす時間が
とても好きです。

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この日、私は3列シートの通路側席だったのですが、
私の隣りの中央席と、その隣りの窓際席には
年配のご夫婦と思われるお二人が座られていました。

お隣りのご夫婦の会話をBGMにして、
ネックピローの快適さに身を委ねウトウトしていると、
お隣りの奥様の「楽しみね」「嬉しいわぁ」という
弾むような言葉が何度も耳に入ってきました。

ふと横を見ると、
ガイドブックを開いて本当に嬉しそうな様子の奥様。
その横で、ご主人もニコニコしています。

あぁ、素敵なご夫婦だなぁ……と思っていたら、
羨ましそうな顔をしている私に気づかれたのか(笑)
「あなたは沖縄は何度目ですか??」と
奥様に話しかけていただき、
到着まで和気藹々(わきあいあい)とした時間を過ごすことができました。

この短い時間に、
夫婦円満の秘訣、そして
コミュニケーションのコツ、というものを
知ることができたのです。


それは、
どちらの会話に対しても
絶対に「否定」から入らない!
 ということ。

たとえば、
沖縄での過ごし方についても、
どちらかというと奥様がとてもはしゃいでいらして、
ご主人は「僕はどちらでもいいよ、なんでもいいよ」という感じでした。


奥様がガイドブックを指差しながら、
「ねぇ、ここは? ここ楽しそうよね?」と聞けば、

「うん、そうだね。いいんじゃない?」とご主人が答える。


「ねぇ、この沖縄そばが食べたいわ」と言えば、

「お! それは美味しそうだね」と答える。

「ねぇ、ここに行ってから
こっちだと遠いかしらね?」
と尋ねれば、

「そうだね、遠いかもしれないね。
でも、行けそうだったら行ってみようか」
と答える。

もう、ご主人がすべて「肯定」していくのです。
そのやり取りを見ている私も
気持ちが良いくらいに!!


こんなふうに思いや提案を優しく肯定してもらえたら、
誰だって嬉しくなりますし
もっともっと楽しくなれます。

言葉って善にも悪にもなって、
ほんの少しの言い回しや言い方で、
一瞬にして相手の機嫌をそこねたり関係を悪くすることもあります。


たとえば、
この奥様が、
「ねぇ、ここ楽しそうね!」と
ガイドブックを見せたときに、
「ふーん」「そうか??」
と一言で返せば、そこで空気が悪くなるかもしれません。

「この沖縄そばが食べたいわ!」と
楽しそうに提案したのに、
「それ東京でも食べられるだろ」
と返したら、やっぱりテンションが下がります。

「ここは行きたいけれど、遠いかしら?」と
尋ねたときに、
「遠いからムリだよ」
その言葉だけが返ってきたら
じゃあもういい!! って虚しくなるかもしれません。


あぁ、人って
どんな些細なことだとしても、
まずは「共感」と「肯定」が欲しくて、
それがもらえたら
ごきげんでいられるものだなぁって、
このご夫婦の会話で気づきました。


やっぱりみんな
自分のことをわかってほしいし、
同じ気持ちでいたいなって思うし、
否定よりも共感が欲しいのは一緒。


もし否定されることがあったとしても、
その前のワンクッションとして
まずは「うん、それもいいね。それもわかるよ」って
共感と肯定がもらえたら、
その先の話も受け入れやすくなるのだと思います。


「共感」と「肯定」
これができれば、
人と人ってとても良い関係でいられるし、
自分もごきげんでいられる!!


誰かと幸せな関係性を築くのは
難しいことではなくて、
毎日のちょっとした会話の積み重ね。
小さなコミュニケーションのところがポイントですね。

どれだけ相手に共感ができ、
相手を肯定できるかで、
自分自身の幸福度も変わってくるかもしれません。



大切な人には「共感」と「肯定」というギフトを
たくさん贈っていきたいなぁ
と思えた、
学びの多いしあわせな移動時間でした。



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都築まきこ(つづき・まきこ)

人物紹介写真

名古屋市生まれ。20代前半にナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』(きこ書房)を知り、それまでの人生を省みる。以来、自身を実験台に、引き寄せによる多くの願望成就を体験。この体験をつづったアメーバブログを2010年12月に始めたところ、たちまち評判となり、全国から問い合わせが殺到。2011年からは「幸運アドバイザー」という肩書きで、引き寄せの法則とワクワクを伝える活動を全国各地で展開し、同年秋には「幸運アドバイザー養成講座」を立ち上げた。現在も、認定した幸運アドバイザーの方々と、「自分自身がよい状態であること」、「いつも笑顔」をモットーに活動中。

著書に『ココロの枠をはずしたらどんどん願いが叶いだす♪』『欲張れば欲張るほど幸せになる引き寄せの法則』(ともにパブラボ)、『ピンクのハンカチを持てば必ずいいことが起こる♪』(大和出版)、『あなたのままで奇跡を起こす!』『本当にスゴイ!思い込みを変える魔法』(ともにきこ書房)がある。

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