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Simple and confident life -シンプルで自信に満ちた生き方-

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Photo by greg westfall.
2019.4.16
From マックス桐島

世界的なメンタルコーチ

テニス界を沸かせている日本のホープ錦織圭選手をはじめ、サッカーやゴルフの選手たちが全幅の信頼を寄せているのが、スポーツ・パフォーマンス・コーチ。

アメリカ発祥のコンセプトであるメンタル・トレーニングは、運動能力や技術だけでは克服しきれない内面的な部分のサポート、また、伸び悩みや停滞から脱皮するための気づきを提供する、いわば最も近代的なサイコロジカル(精神的)・トレーニングとも言えます。

日本の武道などでは、昔から、「己に勝つ」、「自分を信じる」という信念の大切さが説かれてきましたが、プロスポーツという最も過酷な競争空間で西洋文化にも、日本的な”精神論”がテクニックとして取り入れられていることは、日本人としても嬉しいことですね。

そのスポーツ・パフォーマンス・コーチとして名高いジム・ファニンのセミナーを受講した際に学んだこと。

ジムは今までに、25人のメジャーリーグのオールスター選手、オリンピックの金メダリスト、テニスの世界ランキング10位のうちの7人ものプレイヤー、そして、10人のプロゴルファーをキャリア初優勝に導いた、アメリカで最も尊敬されるメンタルコーチです。そればかりか、映画界をはじめ、50を超える異種業界のトップや企業向けセミナーも展開し、どのようにしたら最高のパフォーマンスがそれぞれのフィールドで発揮できるかを指導しています。

自信を奪うものの正体

彼の開口一番は、今でも脳裏に響き渡るほど斬新な切出しでした。
「私はあなたをチャンピオンにすることはできませんが、チャンピオンのように考えさせることはできます!」

彼曰く、最高のパフォーマンスを出し切る「自信」を深める以前の重要なステップが、「なぜ、最高のパフォーマンスが出せないか」の理由を突き詰める作業。そのためには、ネックとなっている問題点を見極めて、克服する修練が必要となってきます。

打率の低い野球の選手に例えれば、その理由を徹底的に追及します。変化球に弱いなら、それに対処できる打撃練習法で変化球に対する自分自身の意識改革をして、自信のレベルを引き上げるのです。

この論理は、スポーツや仕事だけでなく、人生そのものに、自分最高のパフォーマンスを発揮するために活かせる英知ですが、彼が使ったAnalogy(比喩)はとってもインパクトがありました。

靴の中に小石が入ったときの感触を思い出してください。言い難い違和感が歩行感覚を鈍らせますよね。今はちょっと気になる程度ですが、時間が経つにつれて気に障ってきます。長い間靴の中に隠れていて感じない小石もあれば、靴の中を動き回って、ついには靴を脱いで取り払わなければ歩けない小石もあります。

この“小石”は、万人の人生に出没しては痛みや違和感で人を悩ませます。経験や考え方から生まれた小さな「疑心」という小石が自分の心に入り込むと、それは次第に膨れ上がって、やがては大きな障害となって「自信」という最大の武器を奪い去ってしまいます。

小石を取り去ろう

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photo by kohlmann.sascha

“小石”がビジネスシューズに入っていることもあれば、自宅で愛用するスリッパや運動靴に入り込んで、どこへ行こうと、一緒に持ち運んでしまうことさえあります。そして、その“小石”はある日突然姿を現して歩行の邪魔をするのです。

その“小石”とは、多くの場合、「羞恥心」、「罪悪感」、「恐怖心」、「拒絶感」、「嫉妬心」、「怒り」、「心配」、「不満」や「短気」などを示唆しています。人生というマラソンを走るには、それらの“小石”が靴に入っている限り最高の走りはできませんよね。そして、それらの“小石”は、人間関係を破壊し、肥満や依存に走り、家族や友人をも遠ざけてしまう原因にもなりかねません。

人生を快適に歩く、走るためには、自分の”小石”(問題点)を靴(心)の中に感じたら、それを見つけて即座に取り除くことです。そうして初めて、あなたのベストパフォーマンスをする「自信」の礎が始まるのです。

あなたは、靴に入ってしまった小石を取り去る行動を起こしていますか?

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