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Our words create our worlds -発する言葉が自分の現実を創る-

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Photo by byronv2 Bristo Square, spring evening 03 via photopin (license)
2019.5.21
From マックス桐島

私たちの発信する言葉や会話は、“言霊”と言われるように魂を宿しているだけでなく、それを聞いた人の心の奥深くに“種子”をまくということは、あまり知られていない事実です。

ですから、「希望」や「夢」が溢れる単語を使って言葉を発信する人の周りには自然と良い波長の渦が湧き、“思いを形にしやすい磁場”が構築されるのですね。

アメリカ南部で面白いビルボードを見かけたことがあります。寂しい表情の魚の絵の下には、「大口を開けなければ、ここにはいなくてよかったのに……」という呟きが(笑)

人生にも往々にして、「口は災いの元」を実感するエピソードが起きますが、その逆に、自分が発する言葉次第で、大きく人生をシフトさせることだって可能なのです。

ここで、質問です。

「今日から、“自分が抱える問題点”、“人生のチャンス”についての表現法を変えたら何が起こるでしょうか?」

僕の大好きな寓話。修道院に入った青年がこう言われました。

「これからの七年間、たった二つの単語しか話してはいけません」

七年後、高僧に「さて、あなたの二つの単語はなんですか?」と尋ねられた青年は「Food's bad.(食べ物が不味い)」と答えました。

それからさらに七年の沈黙の後、青年の二言は「Bed's hard.(ベッドが固い)」でした。

その後の七年、つまり、合計21年間もの修道を終えた青年が発した二言は「I quit.(もうやめた)」。それを聴いた高僧は、哀れみの表情を隠さず静かな声でこう言ったのです。

「そうですか。21年間、あなたは“不平不満”と“文句”に焦点をあてて生きてきたのですね。今のあなたは、自分の発する言葉や想いの集大成なのです」

心に響く逸話ですよね。英語の諺に「Talk is cheap.(口では何とでも言える)」というのがありますが、真実は、「Talk is powerful.(口先の言葉こそ強力)」なのです。

自分が発する単語や言葉、想いや概念、そのような目に見えない力が、現実の世界を創造する基盤となることを考えれば、うかつに文句や弱音を発しながら日々を過すことが怖くなってきませんか?

いつか力がついたら、いつか準備が整ったら、自分の希望や夢を実現する。そう思いながら、実は世間という“修道院”で「不平不満不足」に焦点をあてて生きてしまっている現代人。残念ながら多くの場合、「いつか」は得てして訪れません。

「いつか」の本当の意味は「いま」。自分が本当になりたい自分、妥協している生き方を見直す時も、今が最適なのです。今日から今から、「自分が前に進める言葉を発する」ようにしてみましょう。

それを聴いた周囲の人たちも、きっと同様の行為を知らず知らずのうちに初めて、目に見えない“Talk is POWERFUL!”な空間があなたの人生を彩ってくれることでしょう。



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