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The Strangest Secret in Life -人生の最も奇妙な秘密-

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photo by Victor Bezrukov

2019.6.25
From マックス桐島

状況は創造できる

劇作家としてだけでなく、政治家、教育者、脚本家、評論家としても名を馳せ、西洋文化に多大な影響を与え続けたアイルランド人のジョージ・バーナード・ショーは、僕の大好きな文筆家の一人。
彼の著名な言葉に次のものがあります。

「人々は自分の人生をいつも状況のせいにする。私は状況など信じない。人生を謳歌する人とは、自分が欲する状況を探し求める人であり、もしも見つからない場合は最適の状況を創造できる人のことだ」

聞けば明白な言葉ですが、自分が求める状況を探し当てたり、創り上げたりすることは非常に困難を極めます。でも、世の中には、自分の思い通りの状況を構築して“夢を生きている”人も数多く存在します。またその逆に、方向性や目的感を持たずに、自分が目指している着地点さえも見えない人も大勢います。

さて、その差は何なのでしょうか? 僕が遭遇した人生の達人たち、言い換えれば、自分が求める状況を創り出して“人生を泳いでいる”人たちから学んだことは、「人間は、自分が考える方向に動いていく動物」だという“奇妙な意識”を強く持つことの大切さでした。

と同時に、人生が思うように進まない、いつも“人生に流されている”人たちに共通に見られることが、不満、不安、怯え、心配、といった要素に考えが走ってしまう“不毛の意識”を強く抱いていることも幾度となく目撃してきました。

「成功したかったら、まずは成功者のように振る舞うこと」。この金言にこそ、「人間は自分が考えるようになっていく」パワーを感じますよね。

見かけや見栄を張るのではなく、自分がすでに成功して夢を生きているかのように考えることで、他の要素も追随してくる不思議な現象が起きる磁場が形成されていくのだと思います。

僕がハリウッドで出会った“夢を形にした”人たちの中に、着地点や成功意識を持たなかった人は皆無です。本気で豊かさを考えれば人生は豊かな方向に動き、何も考えずに自分の意識さえ感じないでいれば、人生は不毛地帯へと動いてしまうので要注意です。

あなたの考えがあなたを創る

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photo by varun suresh


では、どうすれば、自分が求める状況へと方向性を定められるのでしょう?

僕が駆け出しプロデューサーで、不毛な夢に不平不満を募らせて生きていたころ、映画界の大先輩に何気なく言われた言葉が僕の人生をシフトしてくれました。

「大地に種を蒔くとき、最も大事なのは、何をいつどうやって蒔くか。そして、その種を育てるのは、蒔く人の“豊作意識”」

 首をかしげる僕に、彼はこう続けました。

「ある農夫が、種を二種類持っていたとしよう。とうもろこしと毒草。農夫は地面に二つ穴を掘って両方の種子を埋め、大地に水を与えて大事に育てた。数ヵ月後、大地は正直なので、とうもろこしも毒草も両方とも豊穣させてくれるよね。人間の意識は大地の何千倍も正直で精巧なので、植えた種を素直に豊作に導くんだよ。だから『Watch your thought…(自分の考え方に気をつけろ……)』」

思い通りの状況を本気で探す努力、創造する方向性を打ち出す考え方を持つことにしてみましょう。本当に“最も奇妙な人生の秘密”ですが、この意識改革を実行することなくして、思い通りの状況を構築することはできないのも真実ですから、今日からここから、「You are what you think.(自分とは自分の考えの集大成)」を意識の中に植えつけてみましょう。

きっと、その考え方の種子が大豊作となって、“自分が求める状況”という着地点に誘ってくれると思いますよ♪

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