人の考え方というのは本当に面白くて、
同じことが起きていても、
Aさん、Bさん、Cさん……それぞれ思うことや考えること、
そして物事の受け止め方が違います。
そして、その先で起こること(引き寄せること)も、
まったく違うものになっていくのが人生の面白さだとも言えます。
(私はこれを、思考選びのゲームと呼んでいます)
先日、こんなことがありました。
私、友人A、友人Bの3人で話をしていたときに、
共通の知り合いCさんから連絡が入りました。
Cさんの話は、
今、Cさんが抱えているトラブルについての報告と、
それに対しての思いや愚痴も含まれていました。
かなりダークで大変なことだったので、
「これは早期に解決しないと!!」と、
それまでの和やかな雰囲気は一変……。
私たちは、
それをなんとか良い方向にできないか??
今、なにかできることがないかな??と、
みんなで話し合うことになったのです。
そのときに、
私、友人A、友人Bの3人の意見、考え方がまるで違っていて、
それがすごく新鮮だったのです。
私は、
「今できる最善のことってなに??」
「どうしてそういう問題が起きているのだろう??」
と、考えました。
友人Aは、
「私はムリ。この件には関わりたくない」
と、言いました。
友人Bは、
「見方を変えたらこれはチャンスじゃない?
こんなスゴイこと、めったに起きないんだから、大きな転機と思う」
と、言いました。
なにこれ??というくらいに、
三者三様、思いも言葉もバラバラになりました^^
でも。
このときに思ったのです。
私は起きていることを、
客観的に「問題」と見ている。
だからこれは「問題」になるのだろうなぁ。
友人Aは、
「関わりたくない」と言っている。
このトラブルともCさん本人とも、自然に距離ができていくのだろうなぁ。
お互いのために。
友人Bは、
「チャンスだ」と言っている。
無責任なようだけれど、確かにそういう考え方もあって、
そこに期待をすれば、チャンスに変えることだってできるかもしれない。
というわけで、
三者三様、バラバラの話し合いではありましたが、
ネガティブな思いよりもポジティブな思いが勝つというのは、本当にあって……。
時間の経過と共に、
私たちは友人Bの熱い思いに惹きこまれていきました。
「こうなったら、このトラブルすら楽しもうよ!!」
「Cさん、大丈夫よ。これは乗り越えられるよ!!」
そんなふうに、だんだんなんとかなる気がしてきて。
関わりたくないと言っていた友人Aも、
「私は直接は関与しないけれど、良い方向にいったらいいね!」
と言っていました。
そして、私たちは、
そのままの思いをCさんに伝え、
「あとはCさんが決めてね!」と言いました。
そうしたら。
数日後、Cさんから
「大どんでん返し!!」の報告がきたのです。
あんなにピンチで絶望的と思っていたことが……
え?なんで??というくらいにあっけなく、
「あ、なんかいいかも。大丈夫かも」って思えるようになったと。
それはCさんが想定していた形ではなく、
まったく別のところからのサポートがあったそうです。
うーん♪
これが、思考選びの面白さ。
ミラクルってこういう思考から生まれるんだ!
と、私も再確認できた出来事でした。
私たちの未来はまだ決まっていません。
だから、そうなったらいいよね!
ということを「意識的に」選べば、
その先では本当に望んだ流れが生まれていきます。
生きていればいろいろありますが、
なにかが起きたときに
「大丈夫。これはそんなに悪いことにはならないよ」
と、落ち着いて思うことで回避できることもたくさんありますし、
その思考は、この先でも私たちのお守りになります。
お守りの思考……心強いですね☆彡
都築まきこ
言葉
【第42回】【お守りの思考】
2020.11.21
From 都築まきこ
都築まきこ(つづき・まきこ)
|
名古屋市生まれ。20代前半にナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』(きこ書房)を知り、それまでの人生を省みる。以来、自身を実験台に、引き寄せによる多くの願望成就を体験。この体験をつづったアメーバブログを2010年12月に始めたところ、たちまち評判となり、全国から問い合わせが殺到。2011年からは「幸運アドバイザー」という肩書きで、引き寄せの法則とワクワクを伝える活動を全国各地で展開し、同年秋には「幸運アドバイザー養成講座」を立ち上げた。現在も、認定した幸運アドバイザーの方々と、「自分自身がよい状態であること」、「いつも笑顔」をモットーに活動中。 |