何かの心配事が発生したときに、
それが自分自身のことであれば
「自分」を中心に考えることができるのですが、
他者や世の中のことになると
途端に自己犠牲的な考え方になってしまうことがあります。
例えば、
身近な人に何かの問題が起きていて
なんとか良い方向に進んでほしい、
今の問題が解決してほしい…
そういう状況になったときに、
「私がいけなかったのではないか」
「何もしてあげられないことが心苦しい」
と、気づいたら自分責めになっていたり…
「もっと親身になってあげないと」
「ここで私が楽しむわけにはいかない」
と、日々の自分の楽しみや癒しの時間も封印して
一緒にどんよりしてしまう…
など。
共感力が高い人ほどこの流れにハマりやすく、
いつの間にか
誰の問題なのかわからないくらいに、
当事者以外の周りの人が
深い悩みのループに入っていたりもします。
日常の暮らしの中でも、
「私さえ我慢すれば」
「私がもっと頑張れば」
↑
この思い込みが、
自分を苦しくさせていることも
たくさんある気がするのです。
クライアントさんとの会話からも、
皆さん他者に優しくて、
自分に厳しくされている!と思います。
もっともっと自分に優しくしてあげましょう。
誰かに寄り添うことと
自分を押し殺すこと(自己犠牲)は、
まるで別のことですから。
「あ?もしかすると私も我慢型かも?」
…と、思われたあなたにお伝えしたいのは…☆
誰かの犠牲の上で誰かが幸せになるのではなく、
みんながそれぞれの形の幸せを
最大限に受け取ることができる!
ということ。
誰かが我慢して誰かが楽しめるとか
誰かが遠慮するから誰かが豊かになるとか
痛みを分かち合うために共に耐えるとか…
もう、そういう時代は終わりました。
幸せも豊かさも喜びも
尽きることなくどれだけでもあるので、
誰かが遠慮したり我慢したりしなくても
みんなが「最大限」に望むことができます。
それを望めば手に入れることもできます。
これからの時代は、
「私さえ我慢すれば」ではなく、
「私から楽しむ」です。
自分自身がリアルに、
「楽しむこと」や「幸せを受け取ること」を周りに見せていく!
楽しい!のパワーは、
どんどん人を巻き込みます。
これはもうすごいパワーです!
その人が近くにいるだけで、
なんだか大丈夫な気がしたり、
自分も楽しく元気になれる。
↑
共鳴の現象ですね。
「私から楽しむこと」が、
その先で自然に「誰かのため」になったりもします。
大事なことなので、
もう一度、繰り返しますね。
誰かの犠牲の上で誰かが幸せになるのではなく、
みんながそれぞれの形の幸せを
最大限に受け取ることができます!
もう遠慮はしないでください。
自分を責めることも自己犠牲もいりません。
「楽しむこと」を許可できれば、
「楽しい流れ」がどんどん引き寄せられ、
それが周りにも連鎖していきますよ。
これ、ホントにホント♪です。
あなたはもっと人生を楽しんでいい!
楽しんでくださいね。
これからも、
どんどんお幸せに♪
都築まきこ
【編集部より】
突然ですが、長期にわたりお楽しみいただいた都築さんの連載は、残念ながら今回をもちまして最後となります。
毎月第1、第3土曜の更新を心待ちにしてくださった皆様、大変申し訳ありません。
これまでご愛読いただきましたことを、心より感謝申し上げます。
言葉
【最終回】【どんどんお幸せに!】
2023.3.27
From 都築まきこ
都築まきこ(つづき・まきこ)
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名古屋市生まれ。20代前半にナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』(きこ書房)を知り、それまでの人生を省みる。以来、自身を実験台に、引き寄せによる多くの願望成就を体験。この体験をつづったアメーバブログを2010年12月に始めたところ、たちまち評判となり、全国から問い合わせが殺到。2011年からは「幸運アドバイザー」という肩書きで、引き寄せの法則とワクワクを伝える活動を全国各地で展開し、同年秋には「幸運アドバイザー養成講座」を立ち上げた。現在も、認定した幸運アドバイザーの方々と、「自分自身がよい状態であること」、「いつも笑顔」をモットーに活動中。 |