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Listen to the business book

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聴くものとしてのビジネス書

 アメリカでは、ビジネス書は「読むもの」であると同時に、「聴くもの」というスタイルが定着しています。
 これは、アメリカが車社会であるという背景が、いちばんにその理由として挙げられるでしょう。ドラマや映画で、車の中で音楽やラジオではなく、自己啓発のテープを聴いている場面を見たことがある人もいるのではないでしょうか。
 日本のように、通勤電車の中で本を読むというスタイルを取る人は、アメリカでは少ないのです。

 しかし今、日本の通勤ラッシュ時の電車では、文庫本すら開くのが難しい、というのが現状です。スマートフォンに触れている人もいますが、そのタップすら難しいこともあります。そこで、ラジオや音楽、英語教材などを聴いている人もいますが、「ビジネス書」を聴きたいと考えている人も少なくないようです。最近はそうしたニーズに応えるサイトやアプリなんかも出てきています。

 ビジネス書を「聴く」というのは、「読む」よりも、実は多くの情報を習得することができます。それというのも、音声が流れると、不思議なもので、人間の脳というのは、音のほうに意識を集中し始めるからです。集中し始めると、聴こえてくる情報がスムーズに理解でき、頭の中に入っていきます。つまり、無理に集中しようとせず、リラックスした状態で聴くだけでいいのです。

 聞き流すだけでも、大事なキーワードは潜在意識にインプットされます。
 オーディオならば、車や電車の中だけでなく、歩きながら、食事をしながら(イヤフォンをしてだとお行儀がわるいですが……)でも、確実に自己開発をすることができるのです。

 何年か前、アメリカで、富裕層と年収3万ドル(約300万円前後)以下の層の違いが調査され、次のような結果が発表されました。
 
・1日30分以上ビジネス書などを読んでいる(富裕層88%:年収300万以下2%)
・自分は読書家であると思う(富裕層86%:年収300万以下26%)
・移動時間にビジネス書を聴いている(富裕層63%:年収300万以下層5%)

 このように、ビジネス書を聴くことは、エグゼクティブの常識なのです。これは、アメリカに限った話ではなく、日本でも経営者などはビジネス書を読むだけでなく、聴いています。
 あなたも、ビジネス書を聴く習慣、始めてみませんか。

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