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おしゃべりな人は頭がいい!?

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会話をするとき、脳はフル回転している

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 脳は、刺激を与え続ければ年齢を問わずに活性化していくが、逆に刺激がないと、機能はどんどん低下していってしまいます。
 脳を鍛えるには、常に適度な刺激を与えるといいといわれます。さまざまな刺激を受けた脳は、日々活性化していくのです。
 脳の神経回路は、固定されたものではなく、さまざまな刺激によってネットワークを密にしていくものです。これらのネットワークが密になればなるほど、脳は活性化しているといえます。

 私たちの日常生活に欠かすことのできない行為である「会話」も、大切な脳への刺激のひとつです。何気なく行っている会話は、実は脳をフル回転させる行為なのです。それが証拠に、あまり脳を使わずに(相手の言っている内容を理解しないで)話しをすると、会話がかみ合わなくなってしまうことがあるでしょう。

 会話をしているとき、脳はとても活発に働いています。会話のプロセスは次の通りです。
①相手の話を聞く
②話の内容(言葉)を理解する
③自分の考えをまとめる
④会話するための言葉を選ぶ
⑤選んだ言葉を発声する

 このために、運動性言語野や聴覚連合野(感覚性言語野)が働きます。
 そして、会話をしていくうちにあらゆる感情も生まれてきます。感情は脳の働きによって生まれるものです。私たちは、無意識のうちにあふれ出す感情までもコントロールし、さらに会話を続けていきます。ここまでで、会話がもたらす脳への刺激が相当なものであることがわかるのではないでしょうか。

脳を鍛えるには言葉を使ったコミュニケーションを

 人間が、いつ「言葉」を発するようになったのかは、いまだに大きな謎ですが、人間の脳が飛躍的に発達した時期と、言葉を理解した時期に大きな関係があったのだろうと推測することはできます。

 人間の脳の働きが大きい部分は、他人とコミュニケーションが取れることです。相手の意見を聞き、自分の考えていることを、自分の言葉にして伝えることができます。
 言葉により、人間は一人ではなくたくさんの人間とネットワークをつくり、さまざまな情報や知識を共有することができるのです。

 また人間は、感情をむき出しにして言葉を発するのではなく、最適な言葉を選んで声に出すことができます。同じ用件でも「この仕事、やっといてよ!」と言うのと、「この仕事、お願いしてもいい?」では、だいぶ印象が違います。

 たった一言の会話でも、相手のことを考えて、言葉を選んで話をするのが、会話によるコミュニケーションです。
 状況を判断して、最適な言葉を見つけて会話をする。このように総合的に脳が働くことが、活性化のポイントとなるのです。 

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